オンラインカジノでのイカサマについて
オンラインカジノでイカサマはあるのか?これはプレイヤーにとって非常に気になる点です。結論から言うとオンラインカジノでイカサマはありません。その理由は2点あります。その理由について詳しく説明しています。
「オンラインカジノで遠隔操作などのイカサマはあるのか?」
オンラインカジノでのイカサマというと思いつくものとして以下のようなものがあるのではないでしょうか。
【オンラインカジノイカサマ疑惑】
オンラインカジノで、なかなか勝てないという人もいるのではないでしょうか。勝っているときは良いのですが、負けが込み始めると「カジノ側がイカサマをしているんじゃないか?」と考えてしまう人も少なくありません。
結論から言って正規に運営されているオンラインカジノでイカサマはありません(無許可営業のオンラインカジノは別です)。理由は主に以下の2点です。それぞれ説明していきます。
【オンラインカジにイカサマがない理由】
一点目の理由は、そもそも「カジノ側にイカサマをする必要がない」という点です。
カジノがイカサマをしてプレイヤーにどんどんお金を使わせたほうが儲かると思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
確かにその場限りでしたらカジノが儲かるように感じるかもしれません。しかし、イカサマをされたと思ったプレイヤーが2度とそのカジノに来なくなるというほうが、長期的に見た場合の損失は大きいです。
カジノの運営側としては恐れていることです。カジノ側としては勝ち負けをほどほどで適度に楽しみながら長期的に遊んでほしいと思っているのです。
そもそも、オンラインカジノはイカサマをしなくても「ハウスエッジ」というもので儲けられます。
ハウスエッジというのは、例えば、バカラの場合、プレイヤーに賭けて勝利すると配当は2倍になりますが、バンカーに賭けて勝利した場合の配当は1.95倍です。この差額「0.05」がハウスエッジです。
スロットでペイアウト95%だとすると残り5%がハウスエッジになります。ルーレットの「0」や「00」なんかもそうです。
要するにカジノが儲ける部分です。
このハウスエッジが各ゲームに用意されているので、カジノからしたらそれだけで十分な利益になります。だから、カジノ側がプレイヤーにイカサマする必要もないし、長くカジノで遊んでほしいと考えています。
二点目の理由は、「カジノ側がイカサマをしようと思ってもできない」という点です。
オンラインカジノで、カジノ側がスロットの確率をいじったり、ライブカジノでディーラーが細工したりしてイカサマしているということはありません。というより、できません。
イカサマができない一番大きな理由は、「ゲームはソフトウェア会社が管理している」という点です。カジノ側が管理している訳ではありません。
これがパチンコ店の場合、台はホール(お店)が管理しています。スロットですと同じシマの中に設定1〜6までの台が設置されていますが、その設定は全て店が行っています。
なので、シマの中で「出る台、出ない台」がでますし、店によって「勝てる店、勝てない店」というものがでます。これがオンラインカジノとパチスロの大きな違いです。
オンランカジノのビデオスロットやルーレットなど機械によって当たり外れの判定がされるものについては、RNG(Random Number Generater)と呼ばれる「乱数発生器」が埋め込まれています。
この乱数発生器は、オンラインカジノはもちろん、マカオやラスベガスにある店舗型のランドカジノのスロットマシンでも採用されているものです。発生器により無作為に番号が生成されるのでプレイヤーはもちろん、カジノの運営側もまったく操作ができません。
また、乱数発生器が導入されているため、長期的にプレイすれば、理論的には回収率はペイアウト率とほぼ同じになります。
つまり「大きく勝ったら、(理想的な回収率になるように)大きく負ける時が来るかもしれない」ということです。
よく、「勝ち逃げが大事」とよく言われますが、これは結構根拠のあることなんですね。
よくネットで言われているような、「どこのカジノは勝てる!」、「何々カジノは勝てない」というようなことはありません。
オンラインカジノとパチスロの違いで、大きな点は、「オンラインカジノでは設定が決まった1台に対して不特定多数がプレイする」という点です。
パチスロでは様々な設定の台を「1人1台」という形でプレイしますが、オンラインカジノでは「不特定多数で1台」をプレイします。
ですから、例えば人気のビデオスロット「ゴンゾーズクエスト(新作バージョン♪)」をベラジョンカジノでプレイした場合とカジノシークレットでプレイした場合、どちらが勝ちやすいというのはありません。
以下のようにカジノは違っても「同じ機種をみんなで共有して」プレイしています。これは、ライブカジノも同様です。
【ベラジョンカジノ】
【カジノシークレット】
どのカジノでプレイしても勝率は同じです。
大事なので繰り返しますが、
どのカジノでプレイしても勝率は同じです。
機械の設定に関しては、ゲームはソフトウェア会社が管理していると説明しました。では生身のディーラーが行っているライブカジノでのイカサマはないのでしょうか?
機械のようにPNG(乱数発生器)を使用して管理しているわけではないので、不安に感じる人もいるでしょう。
特に、ネットなどでよく言われているのが、ルーレットに関するイカサマです。
例えば、「ルーレットでディーラーが狙ったところにボールを入れる」というものだったり、「ルーレットの裏に磁石が付いている」というのが代表的なものです。
この2点に関して、物的証拠もないので確認の方法もありませんが、「イカサマはない」と断言できます。理由は「カジノにメリットがない」と「不特定多数を相手にするライブカジノでだれかを特定してイカサマを行いのは不可能」という2点からです。
また、ライブカジノも機械のゲーム同様、一つのゲームを不特定多数でプレイします。ですから、ベラジョンでライトニングバカラをプレイしても、カジノシークレットでライトニングバカラをプレイしても、「同じライトニングバカラをプレイしている」ということになります。
下の画像は、ライトニングバカラをベラジョンカジノとカジノシークレットで同時刻にキャプチャーしたものです。時間差によるずれは多少ありますが、どちらも同じディーラーだということが確認できます。
【ベラジョンカジノ】
【カジノシークレット】
このように、不特定多数のプレイヤーの視線を受けながらイカサマを行うことはかなり困難です。しかも、イカサマは、行うメリットよりもバレたときのデメリットの方がはるかに大きいです。
何億もの金額が動くなら可能性もありますが、普通の金額でプレイしているプレイヤー相手にカジノ側がイカサマするメリットがありません。そんなリスクの大きなイカサマをハウスエッジで十分に儲けているカジノがわざわざやるでしょうか?
「熟練したカジノのディーラーは好きな場所にボールを入れられる」
ルーレットに関して、昔から言われているけど映画とかの影響では?
およその場所は狙えるだろうけど・・・カジノに関して、これほど信憑性を持って語られている嘘はありません(笑)
では、そもそもゲームを管理しているソフトウェア会社の信頼度はどうなのでしょうか。
ゲームをカジノに収めている関係ですから、「オンラインカジノに有利な設定を行っているのでは?」そんな疑問も浮かびます。
しかし、これについても、そのようなことは一切ありません。というより、こちらもできません。
それは以下の2点が関係しています。
オンラインカジノは違法営業でないことを、国や政府からライセンスを発行されることで証明しています。また、オンラインカジノが健全に営業されているかどうかをプレイヤーが確認できる要素にもなっています。
ライセンス発行までにクリアしなければならない条件の中に「監査を受けたソフトウェアを使用するなど、ゲームの公正さを確保する仕組みがあること」があり、これには上記でご紹介したRNGも含まれています。
ライセンスの取得は、時間はもちろん、更新料などの維持費もかなりかかります。営業するためというのもありますが、「カジノとしての信頼」に対してお金を支払っています。
ちなみにライセンスを取る時だけ気を付ければ大丈夫じゃないのか、と考える人もいますが、そんなに甘くありません。ライセンスは一度発行されても抜き打ち審査などが行われているので、ライセンス発行時だけちゃんとしていてもこの抜き打ち審査で引っ掛かると最悪、ライセンスの剥奪もあり得ます。
イカサマをしていることが判明した場合、ライセンスの剥奪はもちろん、オンラインカジノとしての信頼も失ってしまいます。ライセンス取得や維持費にお金と時間を費やしている、カジノ側としてもイカサマをして「ライセンス剥奪」、「カジノとしての信頼も失う」というのはリスクが大きすぎます。
【ランキング】9種類のカジノ運営ライセンス信頼度や取得条件を比較 ≫
オンラインカジノのゲームに関してはゲームプロバイダーが管理していると説明していましたが、プロバイダー自身も第三者機関からの監視を受けています。また、プロバイダー自身もライセンスを取得しています。
第三者機関としては、「eCOGRA(イーコグラ)」や「GLI(Gaming Laboratories International)」、「iTech Labsi」などが有名です。それぞれの監査機関は厳しく、公平な監査を行っています。
オンラインカジノのライセンスについても説明しましたが、ゲームプロバイダーが取得しているライセンスは全て信頼度がトップクラスのライセンスばかりです。しかも2つ、3つと併用して取得しているところも珍しくありません。
監査機関やライセンスをサイトに表示するということは、それだけ健全な運営をしているという自信の表れでもあります。いくらカジノがプロバイダーにとってお客様でも、プロバイダーがカジノ有利な設定を行うことはありえません。
オンラインカジノにイカサマがない理由は納得できたでしょうか? カサマは短絡的に見れば運営側にプラスになるかもしれませんが、一度バレてしまうと社会的な信用を失い、プレイヤーも一気に減少してしまいます。
しかも、オンラインカジノの規制の厳しさはパチスロの比ではありません! オンラインカジノでイカサマガできない理由やイカサマ自体にそれほどメリットがないことが分かったのではないでしょうか?イカサマをすることは自分の首を絞めることにも繋がるからです。
オンラインカジノをはじめ、様々なギャンブルで勝ち続けることは不可能です。
負けが込んできてしまうとイカサマをしているなどといった外部に要因を求めたくなってしまうことは往々にして起こりがちです。
勝てない状況が続いた場合は賭け方を変えたり、遊ぶゲームを変えるなどプレイヤーが自分の意識を変えるところから始めてみてはいかがでしょうか。自分の決めたルールの中で楽しみながらプレイするのがオンラインカジノを快適にプレイする秘訣です。